MENS PERFUMEMay.08th.2008 |
Abercrombie & Fitch
創業者であるデイビット・T・アバクロンビーは、1982年、N.Y.での開業当初、キャンプ・狩猟などのアウトドアーズ・グッズを販売していた。アーネスト・ヘミングウェイが顧客として名を連ねていたが、1990年、エズラ・フィッチを迎え、「Abercrombie&Fitch」として20代前半をターゲットにしたカジュアルブランドに変身してからは、ブラッドピット、ベッカムなどのセレブにも愛用されている。
そのアバクロ(Abercrombie&Fitch)は香水(フレグランス)も販売しており、ショップでは、1時間ごとにフレグランスを店内にスプレーしている。アメリカのオンリー・ショップに行かれた方はご存知だと思うが、薄暗い照明のなか、フレグランスの匂いと大音量の音楽、そしてその音楽に身体を任せながら踊るように接客してくれるカジュアルな女性たち。これらの錯綜錯覚アマルガムは香りにも共通している。初めはベルガモットのようなシトラス・柑橘系からムスク系の甘さそしてウッド系が入り交じり、カジュアルさと上品さが同居するような感じなのだ。
私が、今使っているのは「EzraFitch」というフレグランス。これは新作が発売されないようで、ハワイのショップで大幅にディスカウントされていたので、とりあえず購入してみたもの。
Ezra Fitch cologne defines the classic heritage of Abercrombie & Fitch fragrance. Exciting the senses with lavender, fresh bergamot, and sexy leather accords. Ezra Fitch deepends into a musculine musk and finishes with the strrength og sandalwood.
「新鮮で清潔感ののあるシトラステイストの香りが、徐々にあたたかみあるムスク系の香りへと変わっていき、色っぽいクールな香りで周囲の女性の好奇心を呼び起こします」これはアバクロの「FIERCE」というフレグランスのキャッチ・コピー。私のように色気のある仙人を目指す人にはお勧めできる。写真のような肉体を持ち合わせていなくとも。「アバクロ」はアメリカ、カナダを中心に780店舗を展開してはいるが、残念ながら2008年現在、日本には直営店が存在しない。ただ2009年中に銀座に出店する計画はあるようだ。