Noko Island

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更新日 2010-11-06 | 作成日 2008-03-03

Noko Island

能古島

博多湾の真中に浮かぶ能古島へは、西区姪の浜渡船場からフェリーに乗り、わずか10分で到着する。作家檀一雄が晩年を過ごし「火宅の人」を書き上げ、井上陽水が「能古島の片思い」を歌った魅力ある島。現在では日本最大のラテンフェスティバル「ISLA DE SALSA」が毎年夏に催されている。(NPO法人ティエンポ・イベロアメリカーノ主催)

elmarit301.jpg能古島渡船場
市街地調整区域なので、やたらと家や建物が密集していないのが、まず好ましい。そしてゆっくりとした島内時間も加わり、都会人としては羨ましい限りの余裕を与えてくれる。
福岡側から見れば、海は北に位置するが、能古島では温暖な南斜面に人家があり、よく見かけるのら猫なども、日向でのんびりと過ごしている。要するに、リズムとテンポがうまく混ざり合い、福岡市内なのに気持ちのよい田舎なのだ。

この島を散策するのを、みなさんにお勧めしている。私自身もよくカメラ片手に散歩している。街をぶらぶらしながら撮るのも好きだが半日、能古島で気の向くままシャッターを切るのも楽しい。島の北側にあるアイランドパークに行けば、いつでも美しい花々や草木、小動物に出会え、海を隔てて観る福岡も面白い。

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のんびり度が少しでも伝われば良いと思い、ここにモノクロームで撮ったものとカラーリバーサルフィルムからスキャンした写真を数点並べてみた。島内には能古島博物館があり歴史的探索もできるのだが、ここが主催して毎年「能古の風」写真コンテストが行われている。面白いのは、島民が審査し順位を決めることと、全応募写真を館内に1ヶ月間展示してくれるということだ。去年は満月さんが入選したが、フォトレッスンメンバーのakiyasu_sukiyasu さんも以前、特選をいただいている。

能古島は、奈良時代の万葉集にも登場した島。周囲12km。人口約800人。能古博物館やいつも花が咲き乱れているアイランドパークがあり、歴史と自然を楽しみながら島を1周できる散策スポットとなっている。

gry_Information.png 福岡市西区 能古島


街から近距離にある能古島には、家人の別荘があり簡単なスタジオを作っていた。スタジオワークが嫌いな私は、島に作れば,さほど仕事はこないだろうと思いそうしたのだが、その期待を裏切ること無く、ここで仕事をしたのは数少ない。海が見える庭でお昼を食べたり、夕陽がきれだからと中断したりで、1日で済む仕事が3日間かかったこともある。30分ほど余裕がある博多時間より、能古島時間は、もっとゆっくりで人間的なのだ。
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