Macintosh Apple Computer
PowerMacG5 & PowerBookG4
初めて手に入れたパーソナル・コンピューターは68kのQuadra800だった。10数年前になるが新品同様品だったうえ、オプションのグラフィックカードが入っていてフルカラーを実現している。36メガ=18万円するメモリーも4枚入れフル換装とした。写真を取り込むスキャナーは高価なアグファを選ぶ。入口と出口のバランスが良くないといい結果に結び付かない。早速、フォトショップ3.0を入れていろいろと試すが、当時、私たちの仕事で成り立っているのはグラフィックデザイナーくらいで写真家にとってはまだ遊び道具的なものでしかなかった。
Power MacG5のメイン・テーブル
その後、Power Macintosh8100からG4 Cubeを経て、現在愛用しているPower MacG5に代える。G5は2003年販売されてすぐ購入したので2.0GHzDUAL初期型と云われるモデルだ。メモリーは2.5G積み、ハードディスクはプラスして160GB×2にアップした。
外付けハードディスク
現在は、HD500GBも外付けして利用している。付属していたOSは10.28だったが、今は最新の10.5Leopardを入れている。次世代OSはIntelプロセッサに特化されるだろうから、Leopardが残念ながらG5最後のOSとなるだろう。
Power MacG5を5年ほど使っているが、旧世代のように固まり再起動を繰り返すというような手間はさすがに無くなった。100%ではないとしてもトラブル、不安から解放されたのは嬉しい。新しいオリジナルアルミボディ・キーボードのタッチも指に心地良い。たいしたトラブルもないまま今日を迎えているが、次世代OSが発表される時までお互い元気であれば、Intel Mac Proに買い替えようと思っている。
PowerBookG4/12
ノートタイプはPowerBookG4/12インチを使っている。当初は、デジタルカメラでの仕事で写真データのチェックとバックアップ用のため購入した。ところが今の私にとっていちばん役立っているのは、病院での長時間点滴治療中にDVDで間を過ごすことだ。このパワーブックは1.33GHzで最終モデルの1つ前のタイプだが最新のOS10.5Leopardを入れている。パワーとしてはぎりぎりの状態だけど、何とか動いてくれている。
このところ最軽量のMacBookAirが発売され話題となっている。ところがスーパードライブは内蔵されていなくオプションで用意されている。このSuperDriveを併せて購入しないと外出先でDVDを観ることはできない。これから先12〜13インチのMacBook Proは発売されないのでPowerBookG4/12インチをぎりぎりまで使おうと思っている。
スティーブ・ジョブスはAppleにおいてパイオニアであり功労者の一人だが、以前はヒッピーだった。有名な話だがヒッピーであるがため感覚的に操作できるMacintoshパーソナルコンピューターをガレージのなかで開発した。現在もその時代のアイデアを大切にして次世代デジタル機器を考案し実行している。そこのところが理屈っぽいWIN系より、私がappleに惹かれる理由の一つと言える。